September 01, 2004
ホセ・フェリシアーノ! [music]
ある自動車のTVCMを見ていて、BGMに使われている曲の声がどこか懐かしい、聞き覚えのあるものだった。
そのうちに画面の下隅にクレジットが出るようになり、その歌手の名前はオレの想像通りだった。
ホセ・フェリシアーノ。
60年代後半から70年代前半に活躍したポップ歌手で、使われている曲は新しいものではないだろう、独特のコブシのようなための利いた歌い方は今でも個性的だ。
この人、実は目が全く見えない。
ボーカルに加えてギターもかなりの名手、普通ギタリストといえばプレイ中はどうしても弦を押さえる左手に視線が行きがちだ。
これはクラシックでもジャズでもロックでも変わらない、特にポジションを大きく変化させる際には目が頼りになるからね。
しかし全く目が見えないホセは当然のことながら体だけでそれを覚えたわけで、だからギタープレイの最中に左手の方を向いているなんてことはなく、常に変わらない、背筋を伸ばした姿勢を保ったプレイスタイルがなんかすごい違和感と同時に気迫を感じた。
久しぶりに彼のレコードを引っぱり出してみることにしよう。





